2008-08-20(Wed)
詩と夢
夢のスケッチと自作の詩
2008-04-06(Sun)
サプリメントと塗り絵とマネージャー
朝オフィスに着くと、同僚達は既に仕事を始めていた。
キーボードの無機質なタッチ音とファンの回転音、押し殺した息遣いが室内に立ち込める。
後ろめたさを感じながらカバンをデスクの上に置くや否や、携帯電話が鳴った。
電話に出ると、過度に抑制を効かせた低い声が聞こえてきた。
「メタボ腹によく効くサプリメントがあるんだ。よかったら買わないか?」
弟だった。弟のこの声を聞くと、なぜか苛立たしい気分になる。
電話は、サプリメント好きの母と祖母の差し金で寄越したのだろう。
そもそも俺はメタボ腹を心配されるほど太ってはおらず、むしろ痩せている方だ。
「勤務時間中にくだらない電話をして来るんじゃねぇよ」
怒鳴って電話を切った。
同僚達は俺の大声に反応する様子もなく、無心にディスプレイに見入っている。
一呼吸置く間もなく、カバンから一枚の紙切れを取り出した。
紙切れには、とあるファッションドールの絵が黒インクで印刷されていた。
どうやら塗り絵らしい。
床に座り込んでクレヨンを取り出す。
何故デスクがあるのにわざわざ床に座り込むのか、俺自身もわかっていない。
髪の毛の部分を黄色に塗り始める。金髪にするつもりだ。
金色のクレヨンなどというものもあるが
本当に金髪に見せたければ黄色に塗らなければならない。
いつの間にか、傍らにマネージャーが立っていた。
絵を覗き込みながら、スカートの部分を指差し
「ここは、何色に塗る積もりだい?」
尋ねてきた。
緊張しながら
「塗る予定はありません。白色にするつもりなので」
そう答えた。
マネージャーは
「ふむ、この場合は茶色の方がいいんじゃないかな」
ドールのスカート部分をなぞりながら言った。
今がどんな場合なのか、その場合は何故茶色になるのか、疑問は沢山あるはずだが、それを問おうとは思わなかった。
俺は神妙な面持ちで
「了解しました」
と答えた。
#####################
二年ほど前に見た夢。
内容は荒唐無稽だが、極めて現実感があった。
キーボードの無機質なタッチ音とファンの回転音、押し殺した息遣いが室内に立ち込める。
後ろめたさを感じながらカバンをデスクの上に置くや否や、携帯電話が鳴った。
電話に出ると、過度に抑制を効かせた低い声が聞こえてきた。
「メタボ腹によく効くサプリメントがあるんだ。よかったら買わないか?」
弟だった。弟のこの声を聞くと、なぜか苛立たしい気分になる。
電話は、サプリメント好きの母と祖母の差し金で寄越したのだろう。
そもそも俺はメタボ腹を心配されるほど太ってはおらず、むしろ痩せている方だ。
「勤務時間中にくだらない電話をして来るんじゃねぇよ」
怒鳴って電話を切った。
同僚達は俺の大声に反応する様子もなく、無心にディスプレイに見入っている。
一呼吸置く間もなく、カバンから一枚の紙切れを取り出した。
紙切れには、とあるファッションドールの絵が黒インクで印刷されていた。
どうやら塗り絵らしい。
床に座り込んでクレヨンを取り出す。
何故デスクがあるのにわざわざ床に座り込むのか、俺自身もわかっていない。
髪の毛の部分を黄色に塗り始める。金髪にするつもりだ。
金色のクレヨンなどというものもあるが
本当に金髪に見せたければ黄色に塗らなければならない。
いつの間にか、傍らにマネージャーが立っていた。
絵を覗き込みながら、スカートの部分を指差し
「ここは、何色に塗る積もりだい?」
尋ねてきた。
緊張しながら
「塗る予定はありません。白色にするつもりなので」
そう答えた。
マネージャーは
「ふむ、この場合は茶色の方がいいんじゃないかな」
ドールのスカート部分をなぞりながら言った。
今がどんな場合なのか、その場合は何故茶色になるのか、疑問は沢山あるはずだが、それを問おうとは思わなかった。
俺は神妙な面持ちで
「了解しました」
と答えた。
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二年ほど前に見た夢。
内容は荒唐無稽だが、極めて現実感があった。
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Comment
思わず
ファッション・ドールの塗り絵が必要とは、何の職業なのか、と詮索してしまいました。
そうでした。夢のカテゴリーでしたね。
自分は夢は覚えていない方ですが、仕事の夢は、問題に躓いた時に見ますね。
苦しんで苦しんでやっと解決策を見出して目が覚めます。
現実でも夢でも休まる間がありません。
そうでした。夢のカテゴリーでしたね。
自分は夢は覚えていない方ですが、仕事の夢は、問題に躓いた時に見ますね。
苦しんで苦しんでやっと解決策を見出して目が覚めます。
現実でも夢でも休まる間がありません。
仕事の夢
仕事の夢は確かにしんどいですね。
休んだ気がしないです。
休んだ気がしないです。
