2008-04-12(Sat)

海岸沿いの竹林と世界の灯火

風が強く、空は灰色に淀んでいた。
空と同じ灰色の砂浜に、波が激しく打ち寄せていた。

砂浜から少し歩くと小さな竹林があった。
何らかの神聖なものを囲んでいるような雰囲気を感じる。
林の中に入ると、中は暗かった。
真っ直ぐに生えた竹の間からは、外の空や海が覗いていた。

地面には白い玉砂利が敷き詰めてあり、中央に灯篭がぽつんと建っていた。
灯篭の中では青白い火がか細く燃え続けている。

「この火が消えた時、世界は消滅する」

誰かに教えてもらった訳ではない。
自明の事としてそれを知っていた。

僕は何をするでもなく、いつまでもそこに佇み炎を眺め続けていた。

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小学生か中学生の頃に見た夢だと思う。
自分の夢に出て来る空は、灰色のことが多い。


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